13日の日経平均株価は、トルコ通貨急落や先週末の欧米株安などを嫌気してリスク回避の売りが先行、円高や中国株安、先物への売りも加わって大きく売られて前週末比440円65銭安の2万1857円43銭と大幅に4営業日続落。2万2000円割れは、7月11日(終値2万1932円21銭)以来1カ月ぶりとなる。東証1部の出来高は15億2364万株、売買代金は2兆5144億円。騰落銘柄数は値上がり191銘柄、値下がり1884銘柄、変わらず28銘柄。市場は、リラ安による影響は短期的かつ限定的な話であり、騒ぎ過ぎだ。マネーゲーム的な売りによる下げであり、早晩買い戻されるだろう。国内の企業業績、経済はともに良好で不安材料は少なく絶好の買い場だと見ていると楽観視して買いを煽っているようだ。
13日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=110円台前半で推移している。朝方のドル・円は110円台半ばで底堅く推移し、110円70銭近辺まで上昇する場面もあったが、日経平均株価が下げ幅すると為替市場でも再びリスク回避の動きが広がり、ドル・円は110円10銭近辺まで下落した。トルコ中銀が流動性強化や外貨取引に関する声明を発表するとリラが買い戻され、ドル・円もやや下げ渋ったが、戻りは限られた。
今日の個別は、すべて大きく値を落としている。コマツが4%近い下落、トヨタ、ホンダ、三菱重工、三菱UFJ、パナソニックはいずれも2%台の下落だが、トルコリラなら回復は早いだろう。市場の言う通り買い時かもしれない、‥(^。^)y-.。o○。
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