経営不振が続く大塚家具が自力での再建が困難な状況に陥り、身売り交渉を進めていることがわかった。昨年11月に資本・業務提携した第3位株主の貸し会議室大手、ティーケーピー(TKP)が増資を引き受け、経営権を握る方向で最終調整に入った。今月中旬までに買い手企業を決める方針だ。取引銀行は家電量販大手ヨドバシカメラによる子会社化を提案しており、交渉の行方には流動的な面も残る。

大塚家具は6月以降、家電量販店や百貨店など複数の流通大手のほか、企業再生ファンドなどに支援を打診してきた。その中から、大塚家具に6%強を出資するTKPが第三者割当増資により過半の株式を取得する案が有力となった。中国の高級家具メーカーからの出資受け入れも一時、検討されたという。

TKPは、売り場の縮小によって生じた大塚家具の店舗の空きスペースを借りて、会議室やイベント会場に変えるなどの提携関係にある。会議室などに置く家具を自社で製造・販売する事業も手がけており、大塚家具を傘下に収めれば相乗効果が発揮できるとみて買収に名乗りを上げた。


家具屋さんもなあ、町の家具屋さんはみんななくなってしまってイケアやニトリなどの安売り大手とネット販売ばかりになってしまってそんな業界に飛び込んで行ってもなかなか難しいだろう。高級家具の会員販売と言うのも一つの方法だったのかもしれないけどこれもどこまで将来があるのかねえ。今時、豪華な応接セットなどそうそう買わないだろうし、家具商売も厳しいからなあ。あれだけ骨肉の争いを繰り広げて2年で終わったのか。業界の厳しさもあるんだろうけど要は経営手腕の問題か。今時点ではオヤジさんの方が的を得ていたと言うことか。もっとも大塚家具に将来はないけどねえ、・・(^。^)y-.。o○。

日本ブログ村へ(↓)