31日の日経平均株価は、欧米株安を受けて売りが先行、6月鉱工業生産指数・速報値の悪化も重しとなり、株価は下落したが、後場で日銀金融政策決定会合の結果を受け、買い優勢に転換したが、その後また売りが先行して方向感を欠く展開となり、前日比8円88銭高の2万2553円72銭と小反発。東証1部の出来高は19億7243万株、売買代金は3兆2635億円。騰落銘柄数は値上がり613銘柄、値下がり1436銘柄、変わらず54銘柄。市場は、日銀決定会合への警戒感で売られた分が買い戻され、出尽くしの格好だ。引け後の黒田総裁の会見を吟味する必要はあるが、取り敢えずイベント通過によって市場の関心が企業決算に戻ることになると言う。
31日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=111円前半で推移している。午前中は小動きに終始したが、午後1時ごろに日銀金融政策決定会合の結果が公表されると乱高下した。今回の会合で日銀がある程度の金利上昇を容認する姿勢を示したことで、ドル・円は一時110円80銭近辺まで下落した。ただ、長期金利の誘導目標「ゼロ%程度」を維持。「フォワードガイダンス」も設定して緩和策を当面継続する方針も明確にしたため市場は「緩和縮小ではない」と受け止め、ドル・円は売り一巡後に切り返し、一時111円40銭近辺まで上昇する場面があった。
今日の個別はトヨタ、三菱UFJ、コマツが2%前後の下落、ホンダも小幅に下落した。一方で三菱重工、パナソニックは小幅ながら値を上げていて結構なことだ。特に三菱重工が少しでも上向くと良いと思う。日銀はまた何だか訳の分からないことをしているが、まあ、日銀が何をやってもデフレ解消はしないだろう。要は消費者が安心しなければ消費は伸びない。それをどうやるかが知恵なんだけどあまり知恵がないようではある、・・(^。^)y-.。o○。
日本ブログ村へ(↓)