27日の日経平均株価は、昨日の欧米株高などを材料に買いが先行したが、円が下げ渋るとともに中国株が値を下げたのが重しとなって上値が重く上げ幅を縮小したが、その後持ち直して、前日比125円88銭高の2万2712円75銭と反発し、高値引け。日銀が午後2時に指定する利回りで無制限に国債を買い入れる「指し値オペ」を通知し、円相場が再び弱含んだこともあり、支えとして意識された。東証1部の出来高は13億8133万株、売買代金は2兆1679億円。騰落銘柄数は値上がり1398銘柄、値下がり623銘柄、変わらず80銘柄。市場は、来週の日銀決定会合までは金融緩和策の一部修正思惑を引きずるだろうが、具体的なものは出ないとみられ、通過後は出尽くしになろう。結局は決算中心の個別株物色に傾斜するだろうと言う。まあ日銀はこれと言った策がないということか。
27日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=111円を挟み往って来いの展開だった。朝方111円15銭近辺で推移したドル・円はしばらく小動きだったものの、中国株の下げを受け日経平均株価が上げ幅を大きく縮めると、ドル・円は110円91銭まで下押しした。その後、日銀が固定利回りで無制限に国債を買い入れる指し値オペを実施すると発表。日銀が金利上昇を容認しないとの受け止めからドル・円は111円17銭まで値を戻した。
今日の個別はコマツだけが1%台の半ばを超えて値を上げたが、トヨタ、ホンダ、三菱重工、三菱UFJは1%未満の小幅、パナソニックは変わらずだった。しかし、本当にこれと言った材料がなく、その日相場ではある、‥(^。^)y-.。o○。
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