今日は教習所は休みだが、消防さんの運転訓練があるというのでバイクでひとっ走り行って来た。向こう様の訓練だが、顔を出してやるのと出さないではその後の関係に大きな差が出る。関係機関とは良好な関係を保たないといけないからね。ところでバイクも査定後なのであまり遠出もできないが、ちょっとひとっ走りだからいいだろう。走行距離は3万5千キロを超えた。来週、世田谷まで走るとあのバイクともお別れになる。ちょっとさみしい気がする。帰りがけに料金所を通過した後にちょっと加速してみたらものすごい勢いで走り出した。いやあ、リッターオーバーのモンスターはやっぱりすごいねえ。
先日、ネットニュースの記事で「子育て終了後、あるいは定年後にバイクにリターンしてバイクライフを謳歌する中高年が多い」という記事があった。みなさん、あちこちバイクで寄り集まってはうんちくを披露し合うらしい。
昨日の二輪の卒業検定でも大型二輪を取得した40代、50代が3人いた。一人は隼を買ってしまったという。もう一人はハーレー、最後の一人は検討中とか、免許と車がステータスだった世代にはやはりバイクは人気があるようだ。中高年がバイクに走るのはそれまで職場や家庭に束縛されて得ることのできなかった自由を得たいからとか何とか書いてあった。まあ、人それぞれいろいろな理由があるんだろう。
僕自身、動くものは何でも好きだが、乗りたいと言っても戦闘機や戦艦には乗れないので身近で最も先進高級な機械と言うと四輪かバイクと言うことになる。ただ、バイクに乗って他人と触れ合いたいとか、出会いを期待するとか、どこかに言って何かを見たり、うまいものを食べたりと言う希望は全くない。自分のバイクを披露して自慢し合うつもりもない。
バイクなんて趣味の権化のようなものだから自分が一番好きなバイクに乗ればいいと思う。僕にはそれがCB1300スーパーボルドールだったというだけで他人にそれを勧めようとも思わない。とても乗り易いバイクには違いないが、もっといいバイクも山ほどあるだろう。
じゃあお前は何でバイクに乗っているのかって、・・?うーん、何でだろう。四輪も好きだが、山に行くとかちょっと小旅行とかで出かけたことはあったが、これまで四輪でもただ走ることを目的に遠くまで出かけたことはなかったのになあ。400Xでもご近所ツーリングばかりでそう言うことはなかった。
でもねえ、CB1300スーパーボルドールと走っているとガソリンさえ補給してやればどこまででも走って行けそうな気がするんだよな。1000キロのツーリングが、「ちょっと行ってくるか」で行けてしまうこの気安さってなんだろうねえ。もしもCB1300スーパーボルドールと出会っていなかったら大型二輪免許を取ることもなく400Xでちょっとその辺を走って満足するようなそんなバイクライフだったかもしれない。
だからさあ、僕には仲間も何もいら要らない。行く場所は与えられた時間で決まる。飯なんかコンビニのおにぎりでもマックでもいい。ただ、CB1300スーパーボルドールと走る時間があればいい、・・とそんなところかな。
でもライダーっていいよね。面識もない全く見知らぬ同士が、ただお互いにライダーと言うだけで、どこかで出会うとちょっと手を上げて、あるいはちょっと会釈してすれ違っていく。どこの誰かも分からなければ、この先、一生会うこともないかもしれないが、そんなライダー同士のちょっとした挨拶のしぐさってなかなか良いなと思う。バイクっていいね、‥(^。^)y-.。o○。
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