9日の日経平均株価は、米雇用情勢の堅調で米株も値を上げたことから買いが優勢で始まり先物への買いや中国株高もプラスに働き高値を維持、前週末比264円04銭高の2万2052円18銭と大幅続伸。2万2000円回復は6月29日(終値2万2304円51銭)以来。東証1部の出来高は12億2088万株、売買代金は2兆415億円。騰落銘柄数は値上がり1649銘柄、値下がり390銘柄、変わらず60銘柄。市場は、権利行使価格2万2000円のプット(売る権利)・オプションに絡んで先物に買い戻しが入り、需給面で影響を与えたと見られる。買い戻しの流れが続くかが注目されるが、材料に乏しく200日線や75日線が上値抵抗線として意識されると先行きには自信がないようだ。
9日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=110円台半ばで底堅く推移している。米6月雇用統計を受けて米利上げペースの加速観測が後退したものの、週明けの日経平均株価の急伸する中、国内輸入企業によるドル買い・円売りも観測されてドル・円は強含む場面が見られた。ただ、新たな材料は乏しく、方向感は出にくかった。
今日の個別は、三菱UFJが1%台と堅調に値を上げた。トヨタ、ホンダ、三菱重工は1%未満の小幅、一方でコマツが1%半ばの下落、パナソニックも小幅に値を上げて引けた。まあ何だかんだ言ってもでっぱり引っ込みがあるのが相場だから慌てることもないだろう、‥(^。^)y-.。o○。
日本ブログ村へ(↓)