2日の日経平均株価は、日銀短観が2四半期続きで下落したことで売りが先行、その後、一時円安で踏み止まったが、中国株安や米国先物の下落などで支えきれずに下げが加速、前週末比492円58銭安の2万1811円93銭と大幅反落。2万2000円割れは4月17日(終値2万1847円59銭)以来ほぼ2カ月半ぶり。東証1部の出来高は13億7285万株、売買代金は2兆2992億円。騰落銘柄数は値上がり131銘柄、値下がり1935銘柄、変わらず28銘柄。市場は、メキシコ大統領選で(対米強硬派の)オブラドール候補が勝利宣言したが、以前から予測できたことだ。米株先物が下落し、中国株も安く、通商問題と絡めて複合的にとらえ、投機的な動きが強まったと見られる。日経平均は2万2000円を割り込み、5月安値(2万1931円65銭)を下回り、チャート的には嫌な下げだ。ただ、ファンダメンタルズを踏まえると、これ以上は売り込みにくいのではないかとやや希望を残した見方のようだ。
2日の東京外国為替市場でドル・円は、往って来い。朝方1ドル=110円60銭近辺だったドル・円は6月の日銀短観通過後、中値決済での国内輸入企業のドル買い・円売りを受け111円台に乗せたが、その後、メキシコ大統領選でポピュリズム(大衆迎合主義)政策を掲げる新興左派のアンドレス・ロペスオブラドール元メキシコ市長の圧勝が確実と伝わり、リスクオフムードから日経平均株価が一段安となるとドル・円も軟化。15時現在110円70銭近辺となっている。
今日の個別は三菱重工以外は1%半ば前後の下げで引けている。三菱重工だけが小幅で踏み止まっているのはもうこれ以上下げようがないからだろうか。まあ何とか4千円台を維持したのは良いことではある、‥(^。^)y-.。o○。
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