26日の日経平均株価は、米中貿易摩擦で米株安が嫌気されて売りが先行したが、その後先物が頑張ってやや盛り返したり、中国株安で売られたりしながらもみ合い、前日比3円85銭高の2万2342円00銭と3営業日ぶりに小反発。売り一巡後は上げに転じ、東証1部の値上がり銘柄数は全体の57%を占めた。東証1部の出来高は13億5443万株、売買代金は2兆3416億円。騰落銘柄数は値上がり1209銘柄、値下がり797銘柄、変わらず85銘柄。市場は、朝安後は前回(5月30日)、下げ止まった75日移動平均線にタッチし、買い戻しを誘ったと見られる。米中貿易問題というリスク要因を抱え、上は買えない状況だが、下がれば買ってくる。上げ下げには色々と要因があるいせよ、方向性を決定付ける材料はないのでこの程度と言うことのようだ。
26日の東京外国為替市場でドル・円は、前日の米国株安の流れを引き継いで日経平均株価が下落したため、朝方からリスク回避の円買いが先行。安倍首相が日銀の金融政策について円安に誘導していくための政策ではないとの認識を示したことが嫌気されたとの見方もあり、ドル・円は1ドル=109円40銭を割り込むなどさえない展開が続いた。ただ、後場になると日経平均がプラス転換し、リスク回避の動きも一服。時間外取引で米10年債利回りが上昇したことも支援材料となり、ドル・円は下げ渋った。
今日の個別は上げ下げともに小幅、ホンダ、三菱UFJ、コマツが上げ組、トヨタ、三菱重工、パナソニックが下げ組で引けた。当面は米中の駆け引きを見ながらの取引になるだろう、・・(^。^)y-.。o○。
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