25日の日経平均株価は、米株が上げて買いが先行したが、その後は下げに転じ、先物が下げて下げ足が加速、米国が中国に対する追加制裁を計画していると報じられるとリスク回避で売りが加速、前週末比178円68銭安の2万2338円15銭と続落。東証1部の出来高は11億9625万株、売買代金は1兆9932億円。騰落銘柄数は値上がり298銘柄、値下がり1740銘柄、変わらず53銘柄。市場は、不透明要因は米中貿易問題に集約されるが、為替に連動して指数が動いている。ボラティリティ(株価変動性)が高く短期筋はやりやすくなり、動いた方についていく感じだ。ただ、値幅はある程度出ているが、レンジ内の振幅にとどまっていると全面安とは見ていないようだ。
25日の東京外国為替市場でドル・円は弱含みで推移している。トランプ米大統領が中国企業による米ハイテク企業への投資制限を検討していると報道。早朝は1ドル=110円手前で推移していたが、米中貿易摩擦への警戒感から日経平均株価が下落したため、為替市場でもリスク回避の円買いが加速。後場に日経平均が下げ幅を拡大すると、ドル・円も下値を探る展開となった。なお、午前8時50分には日銀金融政策決定会合(14-15日開催)の主な意見が公表され、物価上昇の弱さについて「7月の次回会合で分析と議論を深める必要がある」などの意見が出たものの、市場の反応は鈍かった。
今日の個別はトヨタ、パナソニックが1%台、ホンダもほとんど1%台の下げ、三菱重工、三菱UFJ、コマツも小幅に下げて全滅だった。米中貿易摩擦が何とかならないと株価は凹むだろうなあ、‥(^。^)y-.。o○。
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