21日の日経平均株価は、売りが先行したが、先物が上昇するなどプラス転換、値嵩株が買われて、前日比137円61銭高の2万2693円04銭と続伸して取引を終了した。東証1部の出来高は14億251万株、売買代金は2兆5002億円。騰落銘柄数は値上がり713銘柄、値下がり1303銘柄、変わらず75銘柄だった。市場は、米国の関税引き上げに端を発する中国やEU(欧州連合)との貿易摩擦の激化による企業業績への影響が不透明で積極的には買い辛いと米国の自国第一主義を警戒する。


21日の東京外国為替市場でドル・円は堅調地合いとなっている。前日の米国時間は米利上げ加速観測の高まりから上昇。朝方は1ドル=110円30-40銭近辺で推移した。しばらく小動きが続いたが、午前10時30分過ぎから布野日銀審議委員の講演における発言内容が伝わり、2%の物価安定目標に関し「目標実現にはなお距離があり粘り強い緩和が必要」など述べたと伝わったことでドル高・円安が進行。午後も株価上昇などが加わったことで円安進行は続き、一時110円75銭を付けている。


今日の個別は三菱UFJが2%台と大きく値を落としている。カードローンなど無担保融資の貸し倒れが、メガバンクの火種になりつつあるそうで弱材料視されているそうだ。トヨタ、ホンダ、三菱重工、パナソニックも小幅安、三菱重工は4千円台を割りそうだ。コマツだけが小幅に値を伸ばしたが、コマツも年初から見ると1500円ほども株価を落としている、・・(^。^)y-.。o○。

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