19日の日経平均株価は、米中貿易摩擦が障害になって、それに円高、米中株安も加わって、前日比401円85銭安の2万2278円48銭と大幅続落し、安値引け。心理的なフシ目となる2万2500円を割り込み、今月1日(終値2万2171円35銭)以来の安値水準となった。また、5日以来2週間ぶりに25日移動平均線を下回った。東証1部の出来高は14億9463万株、売買代金は2兆6675億円。騰落銘柄数は値上がり218銘柄、値下がり1827銘柄、変わらず46銘柄。市場は、TOPIX(東証株価指数)に続き、日経平均株価も25日線を割り込み、良くない形状だ。米中通商問題は長期化するとの見方もあり、調整は尾を引きそうだ。仮に戻っても同線で頭を抑えられるだろうと悲観的なようだ。

19日の東京外国為替市場でドル・円は低調地合いとなっている。早朝は1ドル=110円50銭台付近で推移。午前8時30分ごろ米大統領による「2000億ドル相当の中国製品に10%の関税を課す追加制裁の検討指示」「中国が対抗すればさらに2000億ドルの追加制裁」などの発言が伝わると米中貿易摩擦懸念からドル安・円高が一気に進み110円03銭まで下落した。

今日の個別は中国関連が大きく落としている。コマツは2%台、中国で稼いでいるホンダとパッとしない金融株の三菱UFJが1%台後半、三菱重工は連れ安だろう。トヨタとパナソニックは小幅な下落だった。米中貿易摩擦など何だか子供の喧嘩みたいだな。輸入品に高い関税かけると国内製品が売れるのか。結局、清算させられるのは国民だろう、・・(^。^)y-.。o○。

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