12日の日経平均株価は、米朝会談への期待感から買いが優勢、一時は結果見たさに一時様子見が入ったが、結果オーライで堅調に引けて、前日比74円31銭高の2万2878円35銭と続伸。東証1部の出来高は12億3809万株、売買代金は2兆3089億円。騰落銘柄数は値上がり1126銘柄、値下がり858銘柄、変わらず105銘柄。市場は、トランプ米大統領の発言やニュースをにらみ短期筋中心の売買だ。中長期の投資家は冷静だ。非核化合意に至らずとも交渉継続でよしとするところだ。ただ、2万3000円では頭が重く利益確定売りが出やすい水準だそうだ。
12日の東京外国為替市場でドル・円は7日以来の1ドル=110円前半での動きとなっている。早朝は米朝首脳会談に対する期待感からリスクオンとなり午前9時過ぎには110円00銭近辺から110円48銭まで上昇した。その後は結果待ちで日本時間午前10時からのトランプ米大統領、金正恩・朝鮮労働党委員の会談開始にも目立った反応は出ず方向感のない展開となった。両首脳は会談やワーキングランチ終了後の午後2時40分過ぎに合意文書に署名、直後のドル・円は上下に動いたが意文書の詳細が判然とせず一時的。トランプ大統領による「朝鮮半島の非核化プロセスがすぐに始まる見込み」「金正恩氏と何度も会うだろう」などの発言も伝わったものの午後3時時点では今後を含め具体的な内容が分からず様子見が続いている。
今日の個別は日経平均の割には冴えない。1%台と上げたのはパナソニックだけ、三菱重工は変わらず、トヨタ、コマツが1%台とやや大きく値を落とし、ホンダ、三菱UFJも小幅に値を下げた。米朝交渉はこれからが正念場でまだまだ先行きは不透明、ただ、日本にとっていいことは少ないと思うが、・・(^。^)y-.。o○。
日本ブログ村へ(↓)