4日の日経平均株価は、米株高やドル高で買いが先行、先物にも買いが入って大きく値を伸ばしたが、引けにかけて利益確定が入ってやや後退も、前週末比304円59銭高の2万2475円94銭と大幅反発。東証1部の出来高は14億8298万株、売買代金は2兆4535億円。騰落銘柄数は値上がり1737銘柄、値下がり309銘柄、変わらず38銘柄。市場は、5日線を超えて25日線に近づき、これを上抜けてくれば調整一巡感が出てくる。ただ、目先筋による買い戻しのイメージが強い。外部環境の霧が晴れた訳ではなく週末のメジャーSQ(特別清算指数)算出に向けて先物に潰される可能性もあると環境よりも投資戦略に左右されることを警戒しているようだ。

4日の東京外国為替市場でドル・円は堅調地合いとなっている。前週末の米国時間は米雇用統計が市場予想を上回り米長期金利が上昇、1ドル=109円前半から109円70銭台まで上昇。週明けの朝方は109円半ばで推移した。日経平均株価が買い先行となったことなどで午前10時の仲値公示に向けドル安・円高が進行。一時109円75銭を付けた。ただ、その後は利益確定売りが出て下落、109円60銭台を中心とした小動きが続く。

今日の個別はトヨタが4%近く値を伸ばした。何時もは小幅なのにどうしたことだろう。ホンダと三菱UFJが2%台、コマツとパナソニックが1%台、三菱重工だけが1%未満の出来だったが、まあ、マイナスではないので良いとしておこう。

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