コペンとS660の販売台数が記事になっている。2017年と2018年でみると概ね月販200台から300台のレベルで売れているとはお世辞にも言い難い。どちらも軽の2シーター、S660はミッドシップ2シーターだが、2人で乗ると荷物を置くスペースもない。コペンの方は同じく2シーターだが、電動オープントップを備え、20秒で屋根の開け閉めができる。駆動はFFだが、非常によくできた足とキレのいいステアリングを備えて走りは一級品だろう。
自身、コペンに乗っているが、高速では直進安定性が高く、山坂道では非常に正確でキレのいいステアリングとしっかりした足でタイトな山坂道をきびきびと走る。パワーも足りないと思うことはない。2人乗れて屋根を開けなければそれなりのトランクスペースが確保されているし、屋根を開けても小型のデイパック2個くらいは収納できる。
ただ、実用性と言ってもやはり2人乗りで2人分の荷物が収まる程度でしかないので家族向けには無理だろう。またデザイン優先だからどっちも視界は決して良くない。車は小さいが取り回し感は決して良くない。
そうすると車好きの独身者か子育てが終わった中高年の車好きくらいしか買わないだろう。それで月販2,300台ならいいところではないだろうか。何しろ、日本人は「やっぱり大きい方がいい」とか「たくさん乗れた方がいい」とか車にむやみに使うかどうか分からない実用性を求める人種だからこうした2シーターなどはダメかもしれない。
でもダイハツもホンダも是非こうした車を作り続けてほしいと思う。S660も実用性はともかく走りは抜群だろうけどコペンも乗れば乗るほど味が出てくる本格的スポーツカーではある。
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