16日の日経平均株価は、米株安で売りが先行、GDP値がマイナスだったことも重しになって値を下げたが、後半も先物への売りなどによってさえない展開で、前日比100円79銭安の2万2717円23銭と続落。東証1部の出来高は16億2672万株、売買代金は2兆6028億円。騰落銘柄数は値上がり890銘柄、値下がり1120銘柄、変わらず73銘柄。市場は、米国株が売られた一方、ドル高・円安となり、好悪材料がきっ抗している。1-3月期GDPの数字は良くないが、4-6月期の回復はコンセンサスであり、悲観的に受け止める必要はないだろう。日経平均ベースで今期EPS(1株利益)予想は減少するが、それでも割安感があり、とりあえず2万3000円まで戻すと見ていると強気のようだ。

16日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=110円前半での小動きが続く。前日の米国時間は米10年債利回りが11年以来の水準に上昇したことを受けドル高・円安が進行。朝方は110円20-30銭近辺で推移した。午前8時50分発表の1-3月期実質GDP(国内総生産)は前期比年率0.6%減、前期比0.2%減。いずれも市場予想を下回ったがドル・円に目立った反応は出ていない。その後は110円前半で方向感のない動きとなり、午後も同様の流れとなっている。

今日の個別は三菱UFJとパナソニックが2%台の大幅下落、三菱UFJは昨日の上げの反動だろう。ホンダは小幅な下げで引けた。一方、三菱重工は1%の上げ、ここが上げてくれるとホッとする。トヨタ、IHI、コマツは小幅な上昇だった。GDPが下げたが、天候要因など一時的な現象で景気の潮目と言うことはないだろうと思う、・・(^。^)y-.。o○。

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