11日の日経平均株価は、米利上げ観測の後退で株価が上昇、先物にも断続的に売りが入って買い気は根強く、前日比261円30銭高の2万2758円48銭と大幅続伸。2万2700円台は2月2日(終値2万3274円53銭)以来約3カ月ぶりの高値水準となる。なお、今日算出の日経平均ミニ先物・オプション5月限のSQ(特別清算指数)値は2万2621円77銭。東証1部の出来高は16億6275万株、売買代金は2兆9302億円。騰落銘柄数は値上がり1325銘柄、値下がり696銘柄、変わらず62銘柄。市場は、短期もみ合い圏から上に向かい、2月初めの『マド』(2日安値2万3122円-週明け5日高値2万2967円)埋めが意識される。今日で決算も山場を越えるが、業績内容は懸念されていたほど悪くはない。SQも通過し、戻り売りをこなしつつジリ高の可能性があると期待しているようだ。
11日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=109円前半での動きとなっている。前日の米国時間はFRB(米連邦準備制度理事会)の早期利上げ観測が後退し上値の重い展開。朝方は1ドル=109円30銭-40銭近辺で推移した。午前9時30分ころに109円56銭まで上昇する場面は見られたが、午前10時の仲値公示に向けての実需フローに引きずられる形で109円21銭まで下落。その後は109円半ばまで戻し、午後は材料難から小動きに終始している。
今日の個別は日経平均ほどはよろしくない。トヨタが小幅に下げているのは利益確定だろうか。パナソニックが5%近く上げているのは久々ではある。その他、ホンダが2%台も珍しい。三菱重工が1%台、IHI、三菱UFJ、コマツが1%未満の小幅だった。この先は何を指標に動くんだろうねえ、・・(^。^)y-.。o○。
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