9日の日経平均株価は、米国のイラン核合意破棄で中東リスク警戒から売りが先行、その後も円弱含みなどで下げ渋りもあったが、先物への売りなどで軟化して前日比99円81銭安の2万2408円88銭と反落。東証1部の出来高は17億2743万株、売買代金は2兆9264億円。騰落銘柄数は値上がり754銘柄、値下がり1237銘柄、変わらず92銘柄。市場は、後場は決算発表のトヨタが切り返したが、指数にさほどインパクトはなく、それをにらんで短期的な仕掛け売りが出たのではないか。日経平均は2万2500円絡みの水準で抑えられており、上値抵抗線として意識されると現状ではこの辺が限界だそうだ。
9日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=109円半ばでの動きとなっている。前日の米国時間は中東の地政学リスク再燃が米金利低下を生み上値の重い展開。朝方は1ドル=109円00-10銭近辺で推移移した。午前10時の仲値公示に向かっては米長期金利が時間外取引で再度3%に接近したことを背景に急速なドル高・円安が進み、通過後には一時109円63銭まで上昇。ただ、その後は小動きとなり109円半ばで方向感のない流れが続く。
今日の個別はやはり2兆5千億円の純利益を出したトヨタが4%近い上げを記録した。動きの鈍いトヨタにしては珍しい。その他、三菱重工、IHI、三菱UFJが小幅に上げた。三菱重工がかすかながら買われたのはよかった。下落はホンダとパナソニックが2%台と大きく下げた。コマツは小幅に下げて引けている。三菱重工もどうも思わしくないが、ここが正念場なので頑張っていただきたい、・・(^。^)y-.。o○。
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