昨日、雨の中、バイクで400キロを走って帰宅した。もちろん、始めから雨が降っていたので完全雨装備で出発した。行程の大部分は高速で時速100キロで雨滴を受け続けてもっとも防水効果を発揮したのが、ザックの防水カバー、雨衣はファスナー部分の防水ストラップがはぐれたり上下に分かれた部分から浸水したり、袖口や首周りから進水したりでジャケットがかなり濡れた。ただこれはやむを得ないだろう。


ヘルメットはもちろん水が入ることはないが、バイザーに着いた水滴は時速100キロの風圧でも飛ばない。恐るべき粘着力ではある。手袋で拭うとバイザーに網目のように水滴が残ってそれを繰り返しているとバイクを止めた時に頭がくらくらした。ヘルメットにワイパーでも付けるか。


もっとも防水性能が低かったのはグローブ、一応レイングローブと銘打っていたので買ったんだけど何とか持ったのは3時間ほどで終いには絞ると水がボタボタ落ちるほど濡れてしまった。それでも内部はまだ何とかかなり湿っている程度ではあったけど、・・。


最近は世の中にはずい分多種多様な透湿防水素材があるが、最も有名なのが「ゴアテックス」だろう。昔、山をやっているときに何着か買って使っていたが、どれくらいの水圧に耐えて、同時に1平米当たりこれこれの水分を蒸発させると書いてあるが、着ればやはり汗で蒸れて濡れてしまう。当時の山仲間と「結局、汗で濡れるのがいいか、雨で濡れるのがいいかの違いだなあ」とか言って中には雨衣を使わずに濡れて歩いている奴もいた。


で、もっとも防水性能が高いのは「ゴム引きナイロン素材」、これは最も安い素材で生地の裏にゴムなどの防水素材を圧着したものだから透湿性はゼロだが、その分、水も通さない。ゴムは蒸れるので山登りのような過激な運動をすると汗で濡れるが、バイクの場合は座っているだけで風を受けるのでゴム引きナイロンでもいいと思う。


防水手袋にもいろいろあるが、もしももっとも防水性の高いものはと言われたら「ゴム製洗濯手袋」だろう。あれは一体成型で縫い目も継ぎ目もないし、素材は完全防水のゴムだから水は全く通さない。今度雨が降ったら持って行って使ってみようかな。でかいのを買えばバイク用手袋の上からかぶせてく買えるだろう。探せば格好のいいのや装着性のいいのもあるかもしれない。探してみるか、・・(^。^)y-.。o○。

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