25日の日経平均株価は、米株安で売りが先行、為替の落ち着きなどで盛り返すも及ばず、前日比62円80銭安の2万2215円32銭と反落。東証1部の出来高は14億2346万株、売買代金は2兆4679億円。騰落銘柄数は値上がり1077銘柄、値下がり894銘柄、変わらず109銘柄。市場は、1ドル=109円台に入り、流れが変わってきた。米長期金利の上昇はこれまでドル安(円高)だったが、これがドル高(円安)となり、良い金利上昇といえる。需給面ではショート(カラ売り)がたまり、売り方も厳しい状況と見られ、日銀のETF買いも支えとなり、構造的に下がりにくくなっている。ただ、決算発表はこれからであり相場の方向性は業績を見極めてからになると好転を認めながらも警戒感もあるようだ。
25日の東京外国為替市場でドル・円は底堅い地合いとなっている。前日の米国時間は米長期金利が約4年3カ月ぶりにフシ目の3%台を突破し、ドル・円も2月9日以来となる1ドル=109円を回復。朝方は108円70-80銭台を中心に推移した。 その後、仲値公示に向け底堅い推移となり、午前10時すぎには109円台に上昇。一時的にドルの戻り売りから下げる場面も見られたが、午後は時間外取引で米長期金利が3%近辺での推移が続いていることに加え、日経平均株価の下げ渋りを受け再度109円台に乗せている。
今日の個別はコマツが大きく値を落としている。米国キャタピラーの業績好調が続かないのではと言う観測からの連れ安だろうか。その他、パナソニックが小幅に下落して引けている。一方でIHIは1%台後半とやや大きく上げている。昨日大きく下げた反動だろうか。ホンダ、三菱UFJも1%台で好調ではある。トヨタと三菱重工は小幅な上昇だった。まあ落とさないだけでも良しとしておこう、・・(^。^)y-.。o○。
日本ブログ村へ(↓)