日本政府は北朝鮮の決定を一定程度歓迎しつつも、核兵器の放棄や日本の脅威となっている短・中距離弾道ミサイルの扱いに触れていないことから「不十分だ」(小野寺五典防衛相)とし、国際社会と連携して「最大限の圧力」を維持しながら北朝鮮の真意を見極める考えだ。【田辺佑介、ワシントン高本耕太】
「前向きな動きと歓迎したい。この動きが、核・ミサイルの完全で検証可能、不可逆的な廃棄につながるかを注視したい」。安倍晋三首相は21日、東京・新宿御苑で記者団に語った。
米国訪問中の小野寺氏も20日(日本時間21日)、ワシントンで記者団に「核、短・中距離ミサイルの放棄でなければ意味がない」と指摘した。
首相とトランプ米大統領は17、18日に米南部フロリダ州で会談し「北朝鮮に対し核兵器、あらゆる弾道ミサイルの完全かつ不可逆的な方法での廃棄を求める」ことで一致した。今回の決定は、米本土に届かない短・中距離ミサイルを除外することで日米分断を図り、有利な条件を米国から引き出したい思惑がちらつく。
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は「中長距離ミサイルの発射実験も不要だ」と述べたが、北朝鮮の国営メディアは「火星12」(最大射程約5000キロ)や「北極星2」(同約2000キロ)を中長距離弾道ミサイルと表現している。
トランプ米大統領が外交成果を焦れば、大陸間弾道ミサイル(ICBM)の廃棄を優先させる可能性もある。防衛省幹部は「短・中距離ミサイルが残れば、大変なことになる」と懸念する。北朝鮮にミサイル技術が残れば、ICBMの再開発もすぐに可能なことから、日本政府は「すべてのミサイル放棄が、米国の安全保障にも必要だ」と米政府に訴える方針だ。
河野太郎外相は21日、記者団に「国際社会が求めるのは現実の行動だ」と強調。非核化に向けた具体的な行動があるまで圧力を維持する方針を関係国との間で再確認する考えを示した。
「前向きな動きと歓迎したい。この動きが、核・ミサイルの完全で検証可能、不可逆的な廃棄につながるかを注視したい」。安倍晋三首相は21日、東京・新宿御苑で記者団に語った。
米国訪問中の小野寺氏も20日(日本時間21日)、ワシントンで記者団に「核、短・中距離ミサイルの放棄でなければ意味がない」と指摘した。
首相とトランプ米大統領は17、18日に米南部フロリダ州で会談し「北朝鮮に対し核兵器、あらゆる弾道ミサイルの完全かつ不可逆的な方法での廃棄を求める」ことで一致した。今回の決定は、米本土に届かない短・中距離ミサイルを除外することで日米分断を図り、有利な条件を米国から引き出したい思惑がちらつく。
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は「中長距離ミサイルの発射実験も不要だ」と述べたが、北朝鮮の国営メディアは「火星12」(最大射程約5000キロ)や「北極星2」(同約2000キロ)を中長距離弾道ミサイルと表現している。
トランプ米大統領が外交成果を焦れば、大陸間弾道ミサイル(ICBM)の廃棄を優先させる可能性もある。防衛省幹部は「短・中距離ミサイルが残れば、大変なことになる」と懸念する。北朝鮮にミサイル技術が残れば、ICBMの再開発もすぐに可能なことから、日本政府は「すべてのミサイル放棄が、米国の安全保障にも必要だ」と米政府に訴える方針だ。
河野太郎外相は21日、記者団に「国際社会が求めるのは現実の行動だ」と強調。非核化に向けた具体的な行動があるまで圧力を維持する方針を関係国との間で再確認する考えを示した。
北のバカ大将は経済制裁で国家がかなり困窮して経済崩壊の兆しも見え始めたので韓国を使ってちょっと「ソフト路線」に切り替えただけで核や弾道弾などは絶対に放棄はしない。長距離弾道弾や核弾頭もある程度目途がついているのでちょっと開発を休んでも問題はないからと言うことだろう。まして短距離弾道弾などは韓国も保有しているので「廃棄しろと言うならそっちも廃棄しろ」と言ってくるだろう。大体、日本は必要以上に半島にかかわるべきではない。相手を見ながらできる対応を着々と進めればいい。日本列島BMDハリネズミ化計画ならそれでもいい。半島にあまり期待はしない方がいい、・・(^。^)y-.。o○。
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