牛丼チェーン店の吉野家にダンプカーが突っ込んだ。運転手によると、ダンプカーは2日前に買ったばかりだったという。
あり得ない形で大型ダンプカーが止まっていた。柵を踏み付け、前輪と運転席部分が牛丼店に突っ込んでいる。店内はぐちゃぐちゃだ。なぜ、こんなことに…。事故は10日午前8時前、神奈川県小田原市の交差点で起きた。ダンプカーに乗っていたのは69歳の男性。警察によると、男性は交差点を右折しようとしていたが、アクセルを踏みすぎたため曲がりきれなかったという。乗っていたたダンプカーは2日前に買ったばかりだった。
牛丼店の関係者:「お客さんは誰も入っていなかったみたいです。従業員も奥の方にいたので、けがをした人はいないようです」
事故が起きた時、店は午前8時の開店に合わせ準備中だったため、客は入っていなかった。また、事故を起こした男性もけがはないという。
よくアクセルを踏み過ぎたとか、ブレーキとアクセルを踏み違えたというが、自分の意図するところと異なった方向に加速度が加わった場合や意図しない大きな加速度が働いた場合はアクセルを放すか、クラッチを踏む(バイクの場合は握る)ことで加速度を制御すると思うが、どうなんだろう。ダンプだから大きなトルクを発生するエンジンだろうけど、400馬力、200kg/mだそうだ、パワーウエイトレシオではダンプの比じゃなくはるかに高い値の大型バイクでも暴走するなんてあり得ない。バイクで小回りする時に車体を思いきり倒し込んで1速で結構パワーをかけるけどクラッチで十分制御は可能だ。事故のあった交差点は大きなY字型の三差路(わき道を入れれば四差路)でかなり広い交差点なので国府津方向から松田・東名方向に右折するにはアクセルを踏み過ぎたと言っても十分に調整して速度を落とす時間はあるだろう。動画を見るとそのままステアリングを切らずに真っ直ぐに突っ込んだように見える。しかし、停止線から発進してあの店舗に突っ込むまでには少なくとも3,4秒の時間はあっただろうから仮にアクセルを思い切り踏み込んだとしてもその時間内で修正して安全に右折することは可能と思う。大体、レースのスタートじゃないんだからそんなに思い切りアクセルなど踏まないだろう。走行中停止しようとしてブレーキとアクセルを間違えれば当然前向きの加速度が働くからまずやることはアクセルを放すことだろう。この手の事故は高齢者に多いというが、個人タクシーの運転手が400メーターだか暴走して病院に突っ込んだ事故もあった。でもそんなに長い間、ペダルを踏み違えていることに気がつかないものだろうか。大体、踏んだ感覚だってアクセルとブレーキでは全く違うだろう。ギアの選択を間違ったというが、実際そう言うことはあるが、意図しない方向に加速度が働けばすぐに分かるだろうし、そういう時はまずアクセルを放せばいい。何度聞いてもこの手の事故には釈然としないものが残る。
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