航空自衛隊百里基地(小美玉市百里)で6日、日米共同訓練が始まった。百里基地の第7航空団と米軍岩国基地(山口県岩国市)の第5空母航空団が共同で空中戦などの演習を行う。空自のF4戦闘機、米軍のFA18戦闘攻撃機が参加する。米軍側の参加人員は約60人。

6日昼過ぎ、演習に使われる5機のFA18が百里基地に到着し、空自隊員が旗を掲げて、米海軍のパイロットらを出迎えた。

訓練移転は、自衛隊と米軍の相互運用性の向上をはじめ、日本各地の米軍基地周辺で行われる訓練による騒音などの影響を軽減するために実施されている。

北関東防衛局によると、訓練中は百里基地周辺の5市町5カ所で離着陸した航空機の騒音データも収集するという。

同基地で共同訓練が行われるのは、平成29年7月以来で今回で9回目。訓練は太平洋上の空域で、土日を除き12日まで行われる。(鴨川一也)

航空自衛隊ではすでにF-35の導入を開始、F-35がそろうまでの猶予がF-4に残された現役期間となるが、もう先が長くない機種であるため、新人パイロットのF-4への機種転換は不要であり、行っていない。そのためF-4の飛行隊ではベテランらが新人を育成する負担から解放され戦術研究に集中できるため、全体の練度を底上げしているそうだ。そんなわけでF4搭乗員は猛者ばかりだそうなので空対空戦闘は不得手のFA-18では痛い目を見るかもしれない。

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