5日の日経平均株価は、米株高で買いが優勢、為替も円安方向に振れたことや先物高を好感して上げ幅を広げたが、後半、先物に売りが出てやや上げ幅を縮小するも、前日比325円87銭高の2万1645円42銭と大幅に続伸して取引を終了した。終値ベースで2万1600円台を回復するのは3月16日(2万1676円51銭)以来、約3週間ぶり。東証1部の出来高は15億4778万株。売買代金は2兆6536億円で3月29日(2兆5507億円)以来、4日ぶりに2兆5000億円を超えた。騰落銘柄数は、値上がり1327銘柄、値下がり677銘柄、変わらず77銘柄だった。市場は、為替や米国の時間外での株価指数先物の動きに振らされる展開が続いているが、まだまだ不安定な動きが続くと見られ、下値で拾って吹き値で売る方針で臨みたいと両様の構えのようだ。

5日の東京外国為替市場でドル・円は3月28日以来となる1ドル=107円台を回復した。前日の米国時間は米中貿易摩擦の過度な警戒感が後退し上昇。朝方は106円70銭台を中心に推移した。前日の米国株高を受け、日経平均株価が買い先行となったことでドル・円も底堅い地合いを維持。午後1時過ぎには107円02銭まで上昇している。その後は明日の米雇用統計を前にして様子見が強くなり、小動きが続く。

今日の個別は日経平均が大きく伸ばした割にはちょっと渋い。パナソニックだけが小幅な下落、一方、三菱UFJが2%近い上昇、ホンダも1%を超えた。トヨタ、三菱重工、IHI、コマツは1%未満の小幅な上げで引けた。まあ株価も米株と為替で決まるので毎日どっちに転ぶか難しいところだろう、‥(^。^)y-.。o○。

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