4日の日経平均株価は、前半、米株高で買いが優先したが、その後、米中貿易摩擦や米先物の下落などで安値転換、最後は株価指数先物買いや日銀のETF(上場投資信託)買い期待でプラス転換、前日比27円26銭高の2万1319円55銭と3日ぶり小反発。東証1部の出来高は15億1906万株、売買代金は2兆6471億円。騰落銘柄数は値上がり1517銘柄、値下がり505銘柄、変わらず59銘柄。市場は、米中通商問題についてはエスカレートしても良いことはないと分かっており、いずれ落ち着くと見られ深刻に考える必要はないのではないか。期初は機関投資家の益出しが出る一方、新規の仕込みも入っており、上げ下げし易い面はあると両様の構えのようだ。

4日の東京外国為替市場でドル・円は小動きとなっている。前日の米国時間は米中貿易摩擦激化の懸念から不安定な展開。朝方は1ドル=106円半ばを中心に推移した。米通商代表部(USTR)は通商法301条に基づき中国の知的財産権侵害に対抗する貿易制裁措置の原案を公表したが、ドル・円に対する影響は限定的。週末に米雇用統計を控えていることもあり様子見感は強く、106円40-60銭近辺のレンジ圏相場が続いている。

今日の個別はパナソニックが2%台と大きく値を上げている。そのほか、トヨタ、ホンダの輸送機器は小幅な上昇、一方、三菱UFJとコマツは1%台のやや大きな下げ、三菱重工、IHIは小幅な下げで引けている。三菱重工がまた4千円台を切りそうで危ない。がんばれ、三菱重工、‥(^。^)y-.。o○。

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