3日の日経平均株価は、米株下げと円高で売り優勢で始まったが、その後は円高一服や先物高、日銀のETF買い観測などで買い戻され、前日比96円29銭安の2万1292円29銭と続落。東証1部の出来高は13億1181万株、売買代金は2兆2470億円。騰落銘柄数は値上がり787銘柄、値下がり1220銘柄、変わらず74銘柄。市場は、米中貿易戦争を警戒し右往左往しても下値には買いが入ってくる。もっとも上値には手が伸びず、基本的に日経平均2万1000円を中心にしたもみ合いの流れに変わりはないと達観しているようだ。

3日の東京外国為替市場でドル・円は底堅い動きとなっている。前日の米国時間は米中貿易摩擦に関する懸念の高まりを受けリスク回避からドル安・円高が進行。朝方は1ドル=105円70-80銭近辺で推移した。ただ、その後は売り先行となった日経平均株価が下げ渋ったことや、輸入企業と思われる実需のドル買いから徐々に水準を切り上げる展開。午後は105円90銭台を中心とした小動きだが、一時的に106円台を回復する場面もみられた。

今日の個別は、IHIと三菱UFJだけが小幅に上げている。パナソニックが1%台の下げ、残りのトヨタ、ホンダ、三菱重工、コマツは1%未満の小幅な下げだった。日経平均も年初の勢いはないが、それでも2万1千円台を行ったり来たりしているのはそれなりに大したものかもしれない、・・(^。^)y-.。o○。

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