28日の日経平均株価は、米株式が売られて反落した影響で売りが優勢、大きく値を落としたが、一巡後は対ドルでの円弱含みや、日銀のETF(上場投資信託)買い思惑もあって下げ渋り、前日比286円01銭安の2万1031円31銭と3日ぶりに大幅反落。東証1部の出来高は14億1231万株、売買代金は2兆7387億円。騰落銘柄数は値上がり571銘柄、値下がり1436銘柄、変わらず46銘柄。市場は、決定的な売り材料がなければクラッシュするようなことはないだろうだが、上値は重く当面は見送り状態が続きそうだ。為替動向とともに外国人投資家の売りが一巡し、買いに転換するかがポイントになると外国人投資家頼みのようだ。
28日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=105円半ばで小動きとなっている。前日の米国時間は、トランプ政権が国家緊急事態を宣言し、半導体や次世代高速通信など中国企業からの投資を禁じる可能性があると報じられ下落。朝方は105円30-40銭台を中心に推移した。ただ、午前10時の仲値公示に向けドルの押し目買いが流入。105円66銭まで切り返している。午後は材料難から105円半ばでの小動きに終始していたが、日経平均株価が引け際に下げ渋ったことでドル・円も一時105円70銭台まで上昇している。
今日の個別は米テスラ株の急落を嫌気してパナソニックが5%台と大きく売られた。その他、コマツが1%台、トヨタが1%未満の小幅な下げだった。上げはホンダ、三菱UFJが1%台、三菱重工、IHIの機械系が1%未満だが小幅に上げて引けている。下げの元凶はまたトランプ政権だが、この素人政権は大丈夫なのだろうか、・・(^。^)y-.。o○。
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