20日の日経平均株価は、フェイスブックの個人情報の不正利用問題を背景に19日の米国株式が大幅に下落した流れを受け、売りが先行、その後も売りが続いたが、一巡後から円安傾向やETF(上場投資信託)買い観測などを支えに下げ渋り、大引け間際には一時2万1384円86銭(前日比96円04銭安)まで持ち直した。東証1部の出来高は11億8168万株、売買代金は2兆2559億円。騰落銘柄数は値上がり947銘柄、値下がり1025銘柄、変わらず101銘柄。市場は、FOMCで年3回の利上げ見通しに変更がなくてもマーケットがタカ派的に受け止めれば仕掛け売りが出る可能性がある。ただ、それも限定的だろう。FOMC通過後は米経済指標やトランプ米大統領の政権運営にらみになるが、景気や企業業績は悪くなくPER水準も低いだけに外部環境が落ち着いてくれば戻りに向かうだろうと先行きに期待のようだ。
20日の東京外国為替市場でドル・円は底堅い地合いが続く。前日の米国時間はFOMCがタカ派的になるのではないかとの憶測から上昇。朝方は1ドル=106円ちょうどを挟んで推移した。午前中は底堅い地合いとなり、ドル・円はやや水準を切り上げる形に。ただ、午後は材料難に加え、今日から始まるFOMCを前に手控え感が強まり、106円20-30銭近辺の小動きに終始している。
今日の個別は上げ下げともに細かかった。トヨタ、ホンダ、三菱重工、三菱UFJが1%以下のかすかな上げ、IHI、コマツ、ナソニックは1%未満のため息のような下げだった。政治がいかんなあ、政治が、・・(^。^)y-.。o○。
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