自民党の安全保障調査会(会長=中谷元・元防衛相)は20日の会合で、政府が年末に策定する次期「防衛計画の大綱」に向けた提言の骨子案をまとめた。島嶼(とうしょ)防衛への投入を想定した「多用途防衛型空母」の導入や、空母での運用を念頭に、短距離の滑走で離陸して垂直着陸できるF35B最新鋭ステルス戦闘機の取得を盛り込んだ。

中谷氏は記者会見で、空母のイメージについて「(機雷)掃海の母艦、病院船、災害時の拠点など、他用途な『移動できる滑走路』だ」と説明。新造のほか、「いずも」型など既存のヘリコプター搭載護衛艦の改修を念頭に置いている考えを明らかにした。

中谷氏は「専守防衛の範囲の中だ」とも述べ、政府が憲法9条の制約上、保持できないとしてきた「攻撃型空母」には該当しないとの認識も示した。

骨子案は宇宙やサイバー空間など、新たな領域をカバーする「多次元横断(クロスドメイン)防衛構想」を基本コンセプトに掲げ、長射程ミサイルの整備やミサイル防衛の強化なども提言。防衛関係費に関しては「必要十分な予算の確保」とするにとどめ、具体的な目標額は記さなかった。


「多用途防衛型空母」だの「多次元横断(クロスドメイン)防衛構想」だのわけの分からない用語を並べるが、要は使い方の問題だろう。軽空母でも外に出て相手を攻めるのに使えば攻撃型だし、大型の空母でも自国の防衛のみに使えば防衛型だろう。空母が戦争するわけじゃない。やるのは人間なんだから兵器を使う人間がしっかり自身を律するべきだろう、・・(^。^)y-.。o○。

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