14日の日経平均株価は、ティラーソン国務長官解任で米国の政情不安定が嫌われて、米株が下落、ドルもつれ安となり、軟調、先物にも売りが出て、戻りも重く、前日比190円81銭安の2万1777円29銭と5営業日ぶりに反落。東証1部の出来高は11億5609万株、売買代金は2兆2537億円。騰落銘柄数は値上がり708銘柄、値下がり1262銘柄、変わらず100銘柄。市場は、日米政治リスクで何かと騒がしいが、ズルズルと下げている感じはない。無論、上を買える状況にはなく、日経平均2万2000円に抵抗感はあるが、5日線と25日線がミニ・ゴールデンクロス(GC)し、形は良いと言うが、日米ともに政治が危ういからなあ。

14日の東京外国為替市場でドル・円は低調展開となっている。前日の米国時間はティラーソン米国務長官解任などを受け低調な展開。朝方は午前8時50分発表に内閣府が発表した1月機械受注は市場予想を上回ったものの目立った影響はなく、1ドル=106円40-50銭近辺で推移した。午前10時の仲値公示に向けては国内輸入企業のドル買いなどに支えられ、一時106円74銭まで上昇。その後は米ペンシルベニア下院補欠選挙で民主党候補優勢との報道や日経平均株価が下げ幅を拡大したことから106円30銭台まで下落した。午後は小動きに終始。午後2時ころに補欠選で民主党候補が勝利宣言を行ったと伝わったが、ドル・円に目立った動きは出ていない。

今日の個別は、IHIが2%台半ばまで値を崩した。この会社は好不調の波が激しいなあ。超優良銘柄のコマツは1%台半ばの下落、こちらも調子が良くないようだ。トヨタ、ホンダ、三菱重工、三菱UFJ、パナソニックは1%未満の小幅な下落だったが、今回は政治の不安定が響いたようだ、・・(^。^)y-.。o○。

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