6日の日経平均株価は、貿易摩擦警戒感が和らぎ米株が買われたことから買い優勢となり、直近4連敗の反動もあって上げ幅を拡大、円が下げ渋ったことで頭を押さえられたが、前日比375円67銭高の2万1417円76銭と5営業日ぶりに大幅反発。東証1部の出来高は12億8881万株、売買代金は2兆5175億円。騰落銘柄数は値上がり1789銘柄、値下がり237銘柄、変わらず43銘柄。市場は、買い戻し一巡で5日移動平均線に抑えられた。前日の下げでダブルボトムの気配はあるが、マド埋めできずに上ヒゲ足を描き、良くない印象だ。今週はイベントが多く、買い戻しが入っても新規買いは入りにくいだろうと上げにも警戒感が漂う。


6日の東京外国為替市場でドル・円は午後に入り伸び悩んでいる。前日の米国時間は米下院議長が鉄鋼・アルミニウム輸入への関税賦課計画に反対を表明したことで上昇。朝方は1ドル=106円前半で推移した。午前中は日経平均株価が買い優勢となったこともありドル高・円安が進行。一時106円46銭まで上昇した。午後は黒田東彦日銀総裁が参院議院運営委員会の所信聴取を行い、「2%の物価目標の実現を最優先に政策運営を行う」などの発言が伝わったもの、発言内容に新鮮味がなくドル・円は伸び悩んでいる。


今日の個別はさほど驚くような伸びを見せてはいない。三菱重工が上げ下げなしなのはF3国産化断念報道のせいだろうか。2%台はIHIだけでトヨタ、ホンダ、コマツ、パナソニックは1%台、三菱UFJは1%未満と冴えなかった。まあ4連敗の後なので揺り戻しがあったが、別に株価が好転するというわけでもないだろう。しかし、相場は面白い、・・(^。^)y-.。o○。

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