新潮文庫の「全電源喪失の記憶」という福島第一原発事故の記録を読んでいるとまさに日本の命運がかかった恐るべきことが起きていたことがよく分かる。東日本大震災は職場にいるときに発生した。大きな地震だとは思ったが、まさかあんなことになるとは思ってもいなかった。地震の後で発生した津波の映像を見ていて言葉を失った。


原発にしてもしばらく後だったと思うが、津波で非常用電源装置の燃料タンクなどがいとも簡単に流されるのを見て「原発の非常用電源てこんなにちゃちなものなのか」と唖然とした記憶がある。もっと高台に設置するなり水密構造の地下空間に設置するなり、他に非常用電源車を準備するなり、やり方はいろいろあっただろうけどまさかあんなことが起こるとはだれも予想もしなかったんだろう。


インドネシアの津波の映像を見た時も「なんだ、これは」と思ったが、同じことが日本で起きるとは思わなかった。でも昔、関東大震災の時の津波の話を聞いたことがあるが、日本は何十年、あるいは何百年の周期であちこちで巨大地震が起きるのだからそれに備えておかないといけないのだろう。


その中に当時首相だったバ菅のことが出てくるが、本当に日本憲政史上最低の総理だったなあ、あの男は、・・。当時の日本に最高責任者でありながらわけの分からないことを言って怒鳴り散らすだけであのバカがいなければもう少しまともに対応が進んだだろう。


その後、辞める時も再生可能エネルギー法とか言う天下の悪法を作って本当に日本を崩壊の淵まで追い込んだろくでなしだが、そんなのがまだ国会議員で当時のろくでなし閣僚と一緒に立憲民主党などを作っているんだから日本も甘いものだ。韓国だったら死刑になっているだろう。


しかし、その後、何とか東日本崩壊とはならずに押さえ込めたのは現場の力で日本人の現場力と言うのは何時も恐るべきものがあると感心する。常日頃は他力本願の日本人だが、生きるか死ぬかの土壇場になって頼るべき頭がバカだと認識すると体はそのバカな頭を頼らずに何とかしようと恐るべき力を発揮するのだろうか。


福島第一原発も廃炉完了までにはまだまだ山がいくつもあるだろうけど日本人であれば何とかするだろう。しかし、あのバ菅だけは終身刑にしてもいいと思うがねえ。あ、ところで原発の高濃度放射線に中でも冷却水の中に生物がいるらしいじゃないか。藻類とか地衣類だそうだけどそのうちに動物も出てくるとか。またそれも恐るべきことではある、・・(^。^)y-.。o○。

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