5日の日経平均株価は、欧米株安やドル安などで売りが先行、先物に売りが入ってさらに軟化して、前週末比139円55銭安の2万1042円09銭と4営業日続落。200日移動平均線を割り込むのは17年9月8日以来ほぼ6カ月ぶり。東証1部の出来高は15億1045万株、売買代金は2兆7617億円。騰落銘柄数は値上がり482銘柄、値下がり1532銘柄、変わらず55銘柄。市場は、200日線割れでムードは悪く下値模索か。取り敢えず52週線(2万851円)や2万500円が意識される。今週はイベントが多く、メジャーSQ(特別清算指数)算出も控えており、揺れる可能性はあるが、そろそろ外国人売りもピークアウトが近づいているのではないかと何とか外国人投資家の売りにストップをかけたいようだ。
5日の東京外国為替市場でドル・円は低調な展開となっている。前週末の米国時間は、日銀総裁の出口戦略を意識した流れを引き継ぎ一時1ドル=105円24銭と16年11月以来の安値水準まで下落。週明けの朝方は105円半ばを中心に推移、午前中は日経平均株価が売り先行となったことで狭いレンジのなか上値の重い流れ。その後もイタリア総選挙の結果にらみとなり、小動きとなっている。なお、イタリアの選挙はベルルスコーニ元首相が中心の中道右派連合(フォルツァ・イタリア、北部同盟、イタリアの同胞)が首位となっているものの過半数には届きそうにないとの報道が多い。午後3時25分時点では為替市場に目立った反応は出ていない。
今日の個別は壊滅状態でホンダ、三菱重工、IHI、コマツが2%台の下落、トヨタと三菱UFJが1%台、パナソニックだけが何とか1%未満の小幅で踏み止まった。まあ、今の状況で2万2千円台と言うのがおかしかったのかもしれない。2万円台で踏み止まれるかどうか、‥(^。^)y-.。o○。
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