1日の日経平均株価は、欧米株安で売りが先行した後に一旦下げ渋ったが、買いに走るこれと言った材料もなく主力株中心に売られ、前日比343円77銭安の2万1724円47銭と大幅に続落して取引を終了した。東証1部の出来高は15億1848万株、売買代金は2兆7893億円で、騰落銘柄数は値上がり281銘柄、値下がり1746銘柄、変わらず42銘柄だった。市場は、後場に入り、欧州投資家からと見られる売りが主力株に出たことで下げ幅を広げた。4日のイタリア総選挙やドイツの連立政権の行方などが不透明でポジション調整に動いた可能性もあると言うが、買いたくなるような材料がないだろう。

1日の東京外国為替市場でドル・円は軟調地合いが続く。前日の米国時間は株安などが影響し1ドル=106円56銭まで下落。朝方は106円60銭台を中心に推移した。午前中は日経平均株価が売り優勢となったことで上値の重い地合いが継続。片岡日銀審議委員による「2%物価目標達成に向け追加緩和必要」との発言も伝えられたが、ドル・円に目立った影響は出ていない。午後はドルの押し目買いから小幅水準を切り上げたものの、材料難から動きは限定的。

今日の個別は散々でコマツが4%近い下落、トヨタ、三菱重工、三菱UFJが2%台の下落、ホンダとパナソニックが1%台、IHIだけが、1%未満と小幅だった。まあ円高傾向で欧米株安では打つ手はないだろうなあ、・・(^。^)y-.。o○。

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