23日の日経平均株価は、米株高に先物への買いが入って円高傾向を押し切って、前日比156円34銭高の2万1892円78銭と反発。東証1部の出来高は11億9800万株と今年最低となり、売買代金は2兆2514億円と今年2番目の低さ。騰落銘柄数は値上がり1562銘柄、値下がり455銘柄、変わらず50銘柄。市場は、日中値幅が縮小し、ボラテリティ(価格変動性)も低下しているが、その分動きも鈍ってくる。方向性は決まらず、当面はもみ合い相場か。あとは来週のパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の議会証言などイベント待ちということになると材料次第と言うようだ。

23日の東京外国為替市場でドル・円は底堅い地合いが続く。午前8時30分発表に総務省が発表した1月全国CPI(消費者物価指数、生鮮食品除く)は前年同月比0.9%の上昇。市場予想0.8%上昇を小幅上回ったが、ドル・円は1ドル=106円70銭近辺から目立った反応を示していない。その後は国内輸入企業のドル買いなどを受け、午前10時の仲値公示に向けてドル高・円安が進行。一時106円99銭を付けた。午後も日経平均が一段高となったことを追い風に底堅い展開が続き、午後2時過ぎに107円台を回復した。

今日の個別はIHIが2%台と大きく値を上げた。この銘柄は上げ下げの値幅が大きい。ホンダジェットで好調なホンダ、コマツ、パナソニックが1%台、トヨタ、三菱重工、三菱UFJが1%未満の小幅だった。米株式にドル円の味付けで相場が動くようだ、・・(^。^)y-.。o○。

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