14日の日経平均株価は、米株高を受けて買いが先行したが、円が急上昇したことで先物に売りが出て値が崩れ、終盤に日銀のETF(上場投資信託)買い期待もあって買い戻しや押し目買いに切り返したが、前日比90円51銭安の2万1154円17銭と3営業日続落。東証1部の出来高は18億4229万株、売買代金は3兆4450億円。騰落銘柄数は値上がり432銘柄、値下がり1581銘柄、変わらず52銘柄。市場は、日経平均は200日線(2万1030円)を一時割り込んだが、抵抗を示した。その下には52週線(2万730円)が控えており、値幅的にはよいところまできたのではないか。ただ、先物の影響を受けやすく短期的な動きが中心だと先行き不透明化を警戒のようだ。
14日の東京外国為替市場でドル・円は16年11月以来、1年3カ月ぶりに1ドル=106円台に下落した。内閣府が朝方発表した10-12月期実質GDP(国内総生産)は前期比0.1%増、前期比年率0.5%増。プラス成長は16年1-3月から8四半期連続で約28年ぶりだが、ドル・円に目立った反応は出ず、107円70銭台を中心に推移した。午前10時の仲値公示付近までは小動きが続いたが、その後は日経平均株価の上値が重くなったことでドル安・円高が進行。また、米1月CPI(消費者物価指数)の発表を前に一旦ドルロング・円ショートのポジションを解消しようとの動きも加わったようで午後1時ころには一時106円82銭を付けた。
今日の個別はコマツだけがわずかに値を伸ばした。しかしコマツも一時4300円ほどあった株価が500円ほど下げている。もっとも上げ過ぎの感もあるが、・・。大きく下げたのはトヨタで2%台、ドル高は効くのだろうか。パナソニック、ホンダ、三菱UFJは1%台、三菱重工、IHIの機械系は下げ幅が小さかった。株価が落ち着かないと為替も荒れるというが、為替もドルロング、円ショートのポジション調整と言うがそんなにころころ変わるものなのか。相場は不可思議ではある、・・(^。^)y-.。o○。
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