7日の日経平均株価は、米株高を背景に買いが先行、前日比で700円以上も上げたが、後半では先物に売りが出て上げ幅を大きく縮小して、前日比35円13銭高の2万1645円37銭と4営業日ぶりに反発。東証1部の出来高は23億3629万株、売買代金は4兆5260億円。騰落銘柄数は値上がり1165銘柄、値下がり821銘柄、変わらず79銘柄。市場は、後場は急速に伸び悩んだ。Globex(シカゴ先物取引システム)で米株価指数先物が値を下げ、警戒された。また、昨日『マド』を空けて一気に急落したことでプット(売る権利)・オプション売り手の対応が追い付かず、一日遅れで先物ヘッジ売りに動いたとみられる。ボラティリティ(価格変動性)が低下したとはいえ、依然として高く、しばらくは値動きが荒くなるのではないかとこの先も荒れると予想するようだ。

7日の東京外国為替市場でドル・円は軟調地合いとなっている。前日の米国時間は米国株の乱高下の影響から1ドル=109円台で方向感のない展開。朝方は109円半ばを中心に推移した。日経平均株価は寄り付きから大幅高となったが、ドル・円は小動き。ただ、日経平均が上げ幅を縮小するとドル安・円高が進行。午後はGlobex(シカゴ先物取引システム)で米株価指数先物がマイナス圏での動きとなったことも加わり、リスク回避から一時109円12銭を付けている。

今日の個別は三菱重工が6%近むまで値を伸ばしている。戦闘態勢で難局を乗り切るという社長の意思表明が効いたのだろうか。その他、IHI、コマツ、パナソニックが2%台、トヨタが1%台、ホンダと三菱UFJは1%未満の小幅だった。荒れる市場だが、実態よりは投資家の心理が大きいのだろう、・・(^。^)y-.。o○。

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