陸上自衛隊のヘリコプターが佐賀県神埼市の民家に墜落した事故で、亡くなった乗員2人のうちの1人、副操縦士の高山啓希(ひろき)1等陸曹(26)は、熊本市中央区の九州学院中高でサッカー部に所属したスポーツマンだった。
サッカー部顧問の丸尾俊邦さん(48)は、ゴールキーパーで一生懸命練習していた高山さんの姿をよく覚えている。真面目で人あたりも良く、後輩からも慕われていた。卒業後しばらくして、自衛隊の制服姿で丸尾さんを訪ねてきて、「ヘリの操縦士の資格を取りたい」と話していた。
その後、約3年前にOB戦に来た時に「ヘリの操縦免許を取りました」とうれしそうに報告してきたので、丸尾さんは「頑張れよ」と励ましたという。
陸自によると、高山さんは昨年2月からヘリの操縦士として勤務し、同7月に発生した九州北部豪雨に災害派遣された。
丸尾さんは、報道関係者から事故を知らされ、テレビで事故の映像を見て絶句した。中高一貫校で6年間過ごしたサッカー部の仲間たちも突然の悲報にショックを受けているといい、「高校時代から自衛隊に行きたいと言っていた。26歳と若いのに。こんな状況になるなんて本人も思わなかっただろう」と声を振り絞った。
サッカー部顧問の丸尾俊邦さん(48)は、ゴールキーパーで一生懸命練習していた高山さんの姿をよく覚えている。真面目で人あたりも良く、後輩からも慕われていた。卒業後しばらくして、自衛隊の制服姿で丸尾さんを訪ねてきて、「ヘリの操縦士の資格を取りたい」と話していた。
その後、約3年前にOB戦に来た時に「ヘリの操縦免許を取りました」とうれしそうに報告してきたので、丸尾さんは「頑張れよ」と励ましたという。
陸自によると、高山さんは昨年2月からヘリの操縦士として勤務し、同7月に発生した九州北部豪雨に災害派遣された。
丸尾さんは、報道関係者から事故を知らされ、テレビで事故の映像を見て絶句した。中高一貫校で6年間過ごしたサッカー部の仲間たちも突然の悲報にショックを受けているといい、「高校時代から自衛隊に行きたいと言っていた。26歳と若いのに。こんな状況になるなんて本人も思わなかっただろう」と声を振り絞った。
国民を守る自衛隊が事故を起こして国民に被害を与えるのはとんでもないかもしれないが、亡くなった二人の隊員の方もまた被害者である。副操縦士の方はまさにこれからと言う時なのに誠にお気の毒である。機長の隊員もヘリのベテランパイロットだったそうだが、何らかの原因でローターが外れて飛んでしまってはどうにもならなかっただろう。固定翼機でいえば翼が折れたようなものだからどんなベテランでも打つ手はなかっただろう。冥福を祈る。
日本ブログ村へ(↓)