6日の日経平均株価は、米国株式の暴落で売り一色の全面安、円高や先物の下落も拍車をかけ、ほとんど手つかずの下げ状態、最後に日銀のETF買い期待でやや下げ渋ったが、前日比1071円84銭安の2万1610円24銭と大幅に3営業日続落。下げ幅は1990年8月22日の1086円93銭安に次ぐ過去17番目の大きさで、2017年10月20日(終値2万1457円64銭)以来ほぼ3カ月半ぶりの安値水準となる。東証1部の売買代金は5兆6483億円と13年5月23日(5兆8376億円)以来の水準で、出来高は31億5571万株と16年11月11日(33億9500万株)以来の水準。騰落銘柄数は値上がり35銘柄、値下がり2027銘柄、変わらず3銘柄。市場は、日経平均2万1000円を前にして後場後半にやっと戻してきた。PERで約13.5倍のボトム水準まで試し、ここから下は行き過ぎの感がある。ボラティリティ(価格変動性)が高まり、先物で振り回される可能性はあるが、自律反発もあり得る。もっとも、NY株がどうなるかにかかっていると手が付けられずに米国頼みのようだ。
6日の東京外国為替市場でドル・円は上値の重い展開となっている。前日の米国時間は世界的にリスク資産売りが進み資金避難需要からドルは上昇したが、ドル・円は力関係から下落。朝方は1ドル=109円前半で推移した。日経平均株価も寄り付きから大幅安となり連動する形でリスク回避のドル安・円高が進行。日経平均は一時下げ幅が1500円を超し、ドル・円も午後1時40分過ぎには108円45銭を付けた。ただ、その後は米長期金利が上昇し始めたことから108円99銭まで切り返している。なお、RBA(豪州中央銀行)は理事会で市場予想通り政策金利を1.50%で据え置いた。将来の金融政策の中立バイアスも維持している。
相場と言うのはこういうこともあり得る。これが相場の醍醐味でもあり、また、怖いところだろう。今日はIHIとホンダが4%越え、三菱重工、三菱UFJが3%台、トヨタ、コマツ、パナソニックが何とか2%台で踏みとどまったというところ、まあ相場も上げ過ぎとは思っていたが、・・(^。^)y-.。o○。
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