2日の日経平均株価は米金利上昇が重荷となり売りが先行、日銀の指値オペ通知でやや下げ渋ったが、米金利上昇に対する警戒から売りに押され。やや戻すも戻りは鈍く、前日比211円58銭安の2万3274円53銭と大幅反落。東証1部の出来高は17億244万株、売買代金は3兆2149億円。騰落銘柄数は値上がり808銘柄、値下がり1186銘柄、変わらず70銘柄。市場は、米長期金利の上昇は金融引き締めというよりは正常化の途中であり過度に警戒する必要はない。日経平均は2万3000円に近付き良い所まできているが、しばらくは足場固めをイメージしている。一段高には時期尚早で今後は増益の蓋然性が高まるのを待つことになるだろうと相場の安定に必死のようだ。
2日の東京外国為替市場でドル・円は堅調地合いとなっている。前日の米国時間は、米経済指標の好結果などを背景に1ドル=109円70銭台まで上昇。ただ、終盤崩れ朝方は109円30-40銭台を中心に推移した。その後はもみ合いとなったが、日銀が午前10時10分に通告した国債買い入れオペで残存5年超10年以下を対象に指し値オペを行ったことに反応し109円60銭台までドル高・円安が進行。直後に下落する場面も見られたが持ち直し、午後は日経平均株価の下げ幅縮小を受け一時109円74銭を付けている。
今日の個別はIHIが2%台と値を伸ばしている。この会社は不思議な会社だ。そう言えば一度も配当がない。トヨタ、ホンダ、三菱重工は1%未満と小幅の伸びだったが、日経平均を見ると値を上げるような状況ではないのだが、・・。逆にコマツは2%台、三菱UFJは1%台、パナソニックは小幅だが値を下げている。この先は2万3千円あたりを境の工房だろうか、・・(^。^)y-.。o○。
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