小野寺五典防衛相は2日の閣議後会見で、米軍が新型迎撃ミサイルの実験に失敗したことについて、自衛隊による取得計画に変更はないとの認識を示した。米軍は同ミサイルの発射実験をこれまでに3回実施、うち2回が迎撃に失敗したことになる。
この迎撃ミサイルは、日米が共同で開発する「SM3ブロック2A」。現行のミサイルより射程、高度とも大幅な向上が見込まれる。日本は2021年度にイージス艦に配備、さらに北朝鮮の弾道ミサイルの脅威に対応するため、23年度の運用開始を目指す陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」への搭載も計画している。
米軍は1月31日に3回目の実験をハワイ沖で実施。米政府関係者によると、迎撃に失敗した。小野寺防衛相は、「迎撃は確認されていないと聞いている」とした上で、「仮にミサイルに改善する点があれば、今後の生産過程に反映させていくことは十分可能と考えている」と説明。「取得計画や予算要求の変更が必要になるとは考えていない」と語った。米政府は今年に入り、同ミサイル4発と関連装備を1億3300万ドルで日本に売却することを決めた。
こうした兵器の場合、射程が大きく伸びるのは魅力だが、その分、照準はより高度な技術が必要で難しくなるので痛し痒しだろう。ただ、問題は見つかれば改良すればいいだけの話で技術と言うのは失敗を土台に進歩していくので1発2発当たらなかったと言って大騒ぎすることもないだろう。どの道、100%などあり得ないのだから、・・(^。^)y-.。o○。
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