中国軍のフリゲート艦と情報収集機が29日に九州の対馬海峡を相次いで通過したのを防衛省が確認したことが30日、分かった。領海・領空侵犯はなかったが、同省は中国軍が日本近海での情報収集活動を活発化させているとみて、警戒している。
同省などによると、中国海軍のジャンカイII級フリゲート艦1隻が29日、対馬海峡を北上し、一時的に日本海に入った。その後、対馬海峡を南下し東シナ海に向け航行したという。海上自衛隊のP3C哨戒機と護衛艦が監視した。また、中国軍のY9情報収集機1機が29日、対馬海峡上空を往復した。東シナ海側から対馬海峡を通過し、日本海に入ってUターンして東シナ海側に抜けた。航空自衛隊機が緊急発進(スクランブル)した。昨年12月には、中国軍戦闘機スホイ30が初めて東シナ海から対馬海峡を通過したのが確認されていた。
中国は西太平洋から日本海、オホーツク海、黄海、東シナ海、南シナ海、インド洋に至る海域の支配を目論んでいる。しかし、米国とは主面からぶつかりたくはないので顔色を見ながらの対応だが、それ以外の国には力でねじ伏せようという行動に出るだろう。しかし、中国が一番対応に苦慮しているのが日本で、「武力では我が国がはるかに凌駕しているのに日本はどうして我が国を恐れないのか」と日本の対応に戸惑っているという。西太平洋からインド洋を抑えられたら中国の意向に従わないと日本は干上がってしまう。これは太平洋戦争で十分痛い目を見て分かっているだろう。そうならないように日米英豪にフランス、インド、その他の国を束ねて中国を押さえ込んでいかないといけない。もちろん戦争をするわけではない。共栄共存が基本だが、背後にある力のバランスが崩れてはいけない。平和、平和と唱えるのはそれはそれでいい。しかし、その平和を保っているのは力のバランスだということは理解しておかないといけない、・・(^。^)y-.。o○。
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