24日の日経平均株価は、3連騰の反動に円高が加わって利益確定売りが先行、戻りも鈍く、前日比183円37銭安の2万3940円78銭と4営業日ぶりに反落。東証1部の出来高は15億2356万株、売買代金は2兆9404億円。騰落銘柄数は値上がり961銘柄、値下がり989銘柄、変わらず113銘柄。市場は、昨日一気に上げただけに円高進行で売りが出やすかった。25日のECB(欧州中央銀行)理事会待ちでもあるが、一方で新興市場はしっかりしており、小型株が物色されるなど相場自体は悪くはない。来週は決算の初回ピークを迎え、好業績を確認できれば素直に評価する動きになるだろうと言うが、どうだろう。
24日の東京外国為替市場でドル・円は、17年9月15日以来4カ月ぶりに1ドル=110円を割り込んだ。前日の米国時間はユーロ上昇などの流れが波及しドル・円は110円前半まで下落。朝方も同水準で推移した。財務省が午前8時50分に発表した12月貿易収支(速報、通関ベース)は3590億円の黒字で、市場予想5350億円の黒字を下回ったが影響は限定的。その後もユーロやポンド上昇の流れに加え日経平均株価が下落したことでドル安・円高地合いは止まらず、午後には109円80銭を付けている。
円が109円台は久しぶりで輸出企業がダメかと思ったら、三菱UFJとコマツが2%台と大きく落としている。ホンダが1%台、トヨタとIHIが1%未満でトヨタはそうそう大きくはなかった。一方で三菱重工とパナソニックは小幅ではあるが値を上げている。ドルが112円程度だと輸出企業もまあまあだが、110円を割り込むとなかなか厳しいものがある、‥(^。^)y-.。o○。
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