23日の日経平均株価は、米株高で買い優勢、米国議会でつなぎ予算が可決されたことも安心感が広がり上げ幅を拡大、足踏みもあったが買い気は強く、前日比307円82銭高の2万4124円15銭と3営業日続伸。2万4000円回復は1991年11月15日(終値2万4099円18銭)以来約26年2カ月ぶり。一方、TOPIXは同19.15ポイント高の1911.07ポイントで91年6月17日以来約26年7カ月ぶりの1900ポイント乗せとなった。東証1部の出来高は14億1512万株、売買代金は2兆7548億円。騰落銘柄数は値上がり1649銘柄、値下がり346銘柄、変わらず68銘柄。市場は、上値を買ってくるのは外国人投資家しかいない。彼らは景気や企業業績の拡大期待を根拠にしているのだろうが、日経平均2万4000円超えで、ここから上は利益確定売りも出てくるとみられ、一本調子の上げは考えにくい。ただ、外国人次第では上への可能性もあると外国人投資家頼みのようだ。


23日の東京外国為替市場でドル・円は110円台後半を中心とした動きとなっている。前日の米国時間は米上院が午後、政府機関閉鎖を解除させる暫定予算案の採決実施に必要な動議を可決したことで上昇。朝方は1ドル=111円後半で推移した。午前中は閉鎖中の米政府機関が業務を再開したと伝えられたが、日銀を金融政策決定会合の結果発表を前に停滞。正午過ぎに日銀は賛成多数で金融政策の現状維持を発表、また展望レポートでGDP(国内総生産)・CPI(消費者物価指数)見通しはいずれも変化はなかった。ただ、発表後に仕掛け的なドル安・円高が進行し、110円90銭台から110円56銭まで下落している。その後は黒田日銀総裁の会見待ちから110円70-80銭台の小動きが続く。


今日の個別は日経平均ほどには上げなかったが、それでも三菱重工が3%近く上げて一息のようだ。その他、ホンダが1%台、トヨタ、IHI、三菱UFJ,コマツ、パナソニックは1%未満の小幅だった。日経平均はかなり上げたが、本当のところ景気はどうなんだろうか。企業は3%賃上げに前向きなのでそれなり儲けているんだろうけど、・・。まあ、景気よりも株は投資家の心理か、・・(^。^)y-.。o○。

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