16日の日経平均株価は、シカゴ先物で米株先物が上がったことで買いが先行、利益確定も跳ね返して上昇、前日比236円93銭高の2万3951円81銭と大幅続伸。9日の昨年来高値2万3849円99円を更新し、1991年11月15日(終値2万4099円18銭)以来26年2カ月ぶりの高値水準となる。東証1部の出来高は13億1817万株、売買代金は2兆4307億円。騰落銘柄数は値上がり972銘柄、値下がり980銘柄、変わらず111銘柄。市場は、今日の動きは誰も予想していなかったのではないか。NYダウ先物高や円高一服で先物に買いが入り、インデックス買いで一段高した。ただ、大発会からの急ピッチな上昇に対する調整をこれで済ませたと判断するのは難しいと警戒感を見せている。
16日の東京外国為替市場で切り返している。前日の海外時間はドル高・円安が進み、一時1ドル=110円32銭と昨年9月15日以来4カ月ぶりの安値水準まで下落。朝方は110円50銭近辺で推移した。その後は仲値公示に向け輸入企業などのドル買いから上昇。仲値公示通過後も株高を追い風に上昇が継続し、午後に入り110円97銭を付けている。午後1時以降は110円80銭台を中心としたもみ合いが続く。
今日の個別は日経平均が上げた割には渋かった。トヨタが1%台、ホンダ、三菱UFJ、パナソニックが1%未満の小幅な上げ、一方でIHIとコマツは1%台の下げ、三菱重工も小幅ながら下げて引けている。重機機械関係が悪かったようだ。
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