11日の日経平均株価は、米株安や円高傾向で売りが先行、その後ドルが戻して相場はやや落ち着いたが、売買は下火で、前日比77円77銭安の2万3710円43銭と続落して取引を終了。東証1部の出来高は15億8283万株、売買代金は2兆8021億円で、騰落銘柄数は値上がり976銘柄、値下がり986銘柄、変わらず101銘柄だった。市場は、日銀によるETF(上場投資信託)買いが意識され、下げ幅を縮小する場面も見られた。日経平均株価は昨年の大納会から1000円近く高い水準にあることから自然体のままでも良いのではないかと高値水準に余裕のようだ。

11日の東京外国為替市場でドル・円は堅調地合いとなっている。前日の米国時間は中国当局が米国債の購入ペースを減速させるか購入停止を検討していると報じられ、1ドル=111円28銭まで下落。朝方は111円30-40銭台で推移した。午前中は国内輸入企業の買いや日銀の買いオペ減額を受けたショートの買い戻しなどで底堅く推移。午後に入ると中国国家外貨管理局がウェブサイト上に中国政府の米国債購入減額・停止検報道は「間違った情報源を引用している可能性がある」と否定したことで一段高となり、一時111円83銭を付けている。

今日の個別は「トヨタが軟調」とか出ているのでどうかと思ったらホンダの方がより軟調だった。トヨタとホンダは1%台の下落、三菱重工とパナソニックは1%未満の小幅だった。一方、コマツは1%台の上げ、IHI、三菱UFJも小幅に下げた。相場はかなり挙げているが、2018年のIMFの日本のGDP成長予想は1.3%程度で中国は日本の2.6倍、米国は4倍と差が開く一方ではある。1995年以来毎年3%ずつGDPが増加していれば現在は約10兆ドル程度の規模になっていただろうけどほとんど横ばいだからなあ。企業も個人も金を抱えていないでどんどん使おう。お金は市場に流通させないと富を生まない、・・(^。^)y-.。o○。

日本ブログ村へ(↓)