政府は2020年にも、サイバー・宇宙分野での防衛能力を高めるため、司令部機能を持つ防衛相直轄の統合組織を創設する方向だ。18年末に見直す予定の防衛計画の大綱(防衛大綱)への明記を検討している。

 
統合組織のトップには将官を充て、陸海空3自衛隊から要員を集める。現場の陸自部隊を統括する陸上総隊(3月に発足予定)や海自の自衛艦隊、空自の航空総隊と同格とし、サイバー・宇宙分野の権限を集約する。

 
統合組織の下には、サイバー防衛隊や20年代初めに創設予定の宇宙部隊を置く。サイバー防衛隊は24時間態勢で防衛省・自衛隊のネットワークシステムを監視している。現在約110人の要員を来年度は約150人に増やす。宇宙部隊は人工衛星の運用を妨げる宇宙ゴミ(スペースデブリ)や対衛星兵器などの監視に当たる。


これまでの陸海空自衛隊に加えて宇宙サイバー自衛隊創設か。自衛隊も衛星通信を多用しているだろうし、ネット回線も必要不可欠だろう。有事にそうした通信網を守っておかないと組織が機能しなくなる恐れがある。それから「みちびき」とか言うGPSシステム、あれって民需ばかりを強調しているが、日本周辺での長距離巡航ミサイルの誘導に必要不可欠なんじゃないかと思うのだが、どうなんだろう。宇宙やサイバーワールドも今や軍事には欠かせないものとなりつつある。そのための宇宙サイバー自衛隊なんじゃないかな、‥(^。^)y-.。o○。

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