今日は富岡八幡宮に行って来た。初詣と言うよりは好奇心と言った方がいいかもしれない。罰当たりと言えば罰当たりではある。東京の東の方はあまり土地勘がない。地下鉄東西線の門前仲町駅で降りるとすぐのようなので適当に検討をつけて行ったら逆方向に歩いてしまいずい分遠回りをしてしまった。
神社自体は「おお、・・」と言うほどの規模でもないが、東京都内だからあんなものだろう。そこそこ立派ではある。天皇陛下の行幸の記念碑だの伊能忠敬の銅像だの相撲の碑だのがある。
近所の会社関係や商売人などが多く集まってそこそこ賑わっていた。ただお札やお守りなどを売っている巫女さんの表情は何となく硬かった。実際に神様などはいないだろうし、神仏がいなければ怨霊もいないだろうからお参りをしてもどうと言うことはない。それは個人の内心の問題だろう。
本来、宗教や信仰とはそういうもので実利を求めるものではないと思うが、日本の信仰はすべて実利と結びついているのはどういうわけか。まあ営利を目的とした宗教株式会社みたいなものだろう。
神社の宮司さんも一種の経営者だからあれこれ行事を考えて利益を生まないと神社経営が行き詰まってしまう。だからそうした才能も必要だろう。しかし、やはり人の信仰を司り人に安心や希望を与える仕事なんだから金などに振り回されてはいけない。
富岡八幡宮もいろいろな行事や地代などで年間にすると相当な額の収入があると言うが、その収入は主に安心を与えられた人からの寄進なんだろうからそれをむさぼって骨肉の争いを起こしたのは無残としか言いようがない。金は生かして使うもので自分が金に振り回されて他人の命を奪い、また自分が命を落としてしまうなど愚の骨頂ではある、‥(^。^)y-.。o○。

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