28日の日経平均株価は、海外投資家が年末休暇で市場閑散の上に先物に売りが出て、前日比127円23銭安の2万2783円98銭と反落して取引を終了した。東証1部の出来高は9億9736万株と連日で10億株に届かず、売買代金は1兆7305億円と4日続けて2兆円を割り込んだ。騰落銘柄数は値上がりが606銘柄、値下がりが1353銘柄、変わらずが103銘柄だった。市場は、日銀によるETF(上場投資信託)買い期待で値を保っていたが、仕掛け的な売りをきっかけに下げ幅を拡大。動意に乏しい展開とみていただけにサプライズとなったと慙愧に耐えないようだ。
28日の東京外国為替市場でドル・円は20日以来のとなる1ドル=113円割れとなった。前日の米国時間は市場参加者が少なく113円前半の小動き。朝方発表の11月鉱工業生産指数は前月比0.6%増で市場予想を小幅上回ったが特に反応は示していない。また、米メディアが北朝鮮で新たにミサイル発射準備の兆候が確認されたと報じたが、ドル・円の動きは限定的で午前中は113円台の小動きが続いた。ただ、午後に入ると株安などを受けポジション調整の売りが膨らみ、112円76銭まで下落している。
今日の個別は全部下げた。中でも三菱UFJは2%台と大きく下げて引けている。トヨタ、ホンダ、三菱重工、IHI、コマツ、パナソニックは1%未満の小幅で下げて引けた。まあ年内はこんなものだろうか。
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