19日の日経平均株価は、欧米株高を受けて買いが先行したが、その後は利益確定に押され、前日終値付近でのもみ合いになり、前日比33円77銭安の2万2868円00銭と小反落。東証1部の出来高は14億5899万株、売買代金は2兆3912億円。騰落銘柄数は値上がり698銘柄、値下がり1265銘柄、変わらず91銘柄。市場は、米税制改革法案の週内成立見通しは、昨日、日本の方が先に織り込みに行っており、先取りしていた格好だ。朝方、日経平均2万3000円に再チャレンジしたが、結局は押し戻され、上値が重たくなっている。目先は買い上がる材料が見当たらず参加者も少なくなり短期的に仕掛け売りが出やすくなりそうだと警戒のようだ。
19日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=112円半ばの小動きとなっている。前日の米国時間は方向感のない流れとなり、朝方は112円50-60銭で推移した。その後も日中に目立った材料がなく米税制改革法案の動向を見極めたいとの思惑も加わり同水準のもみ合いに終始。安倍首相による「賃上げや投資に消極的な企業には果断な経営判断を求める」などの発言が伝わったものの、ドル・円の反応は限定的となっている。
今日の個別は三菱UFJとパナソニックが小幅に下げただけでその他は高値をなっている。ホンダ、三菱重工、コマツは1%台、コマツなどは4千円に王手がかかっている。売り時ではある。トヨタとIHIは小幅な上昇だった。三菱重工も一息だろうか。
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