15日の日経平均株価は、欧米株安、ドル安で売りが先行、先物への売りも入って下げ幅を広げ、後半、日銀のETF(上場投資信託)買い期待でやや持ち直したが、最後は利益確定にとどめを刺されて、前日比141円23銭安の2万2553円22銭と4日続落。東証1部の出来高は18億4421万株、売買代金は3兆3299億円。騰落銘柄数は値上がり629銘柄、値下がり1343銘柄、変わらず81銘柄。市場は、後場は一時急浮上した。日銀のETF買い思惑は支えだが、これと言った材料は見当たらない。特殊な買いが入ったのか、朝方売った向きの買い戻しかは定かではないが、需給だけといった感じがする。来週は外国人投資家の多くがクリスマス休暇入りとなり指数よりも個別銘柄物色が中心になるだろうと言う。
15日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=112円前半での動きとなっている。午前8時50分発表の12月日銀短観は大企業製造・業況判断DIがプラス25と5四半期連続で改善し、市場予想のプラス24を上回って着地。ただ、ドル・円に目立った変化はなく112円30銭台を中心に推移した。その後は日経平均株価が売り優勢となったことで上値の重い展開となり、午前11時過ぎには112円11銭まで下落。ただ、ブルームバーグが午前11時47分ころ「追加緩和を求める片岡剛士審議委員が加わったことで日銀は市場との対話の修正を迫られている」と報じるとドル高・円安が進行、午後には112円38銭を付けた。
今日の個別はさすがにどの銘柄も下げている。唯一IHIだけが1%台と値を上げている。ここもよく分からん会社だなあ。トヨタ、ホンダ、三菱重工、三菱UFJは軒並み1%台の下げ、コマツとパナソニックは1%未満の小幅だった。まあ年末に向けて調整しながら最後はご祝儀相場で終わるんだろう。そんなに甘くはないかな、・・(^。^)y-.。o○。
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